「うどんとはうんどんの略語なり」
初詣で 丹次饂飩の 味のほど
「うどん」は「饂飩(うんどん)」と称して古(いにしえ)より食用とされていたものです。
推古天皇の御代、当所を開山した「髙麗」の髙僧恵観僧正が「手打うどん」の
秘法を水沢の住人に伝授したものと伝えられております。
水沢観音に詣でる人にとって参拝がてら
手打の風味ある「うどん」を口にすることがたのしみの⼀つでもあった様です。
俗に「丹次うどん」「水沢観音うどん」ともいわれ、
その風味が多くの人に愛され今日に至って居ります。